青森県の農作物は安全です。 2011年 東日本大震災に伴って発生した、福島第一原子力発電所の事故。 この事故によって、多くの放射性物質が、東日本一帯に、実際には長野県や静岡県、愛知県などの中部地方まで飛散したことが分かっています。 その為、東日本、とりわけ、東北地方からの食品調達につきましては、皆さまが慎重になっておりますこと、十分に理解をしており、また、私共と致しましても、国の指定する暫定基準値などではなく、例え微々たる量の放射能であっても、農作物が汚染されているのであれば、それを販売することは行いたくありません。 そういった中、私ども青森県は、奇跡的に今回の事故による放射能汚染地域からは外れていることが、各種の調査結果から分かって来ておりますのでここでご紹介させて頂きます。 ぜひ、下記をご確認の上、 今まで通り、安心して、青森県つがる地方のりんごをお召し上がりください。 以下、調査結果各種。 1. 福島第一原子力発電所事故に伴う Cs137 の大気降下状況の試算 - 世界版 SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション - より http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf 2011年3月12日から5月1日までの汚染状況を予測しています。 中部地方まで汚染範囲になっている恐れがあることが分かりますが、青森県や北海道は範囲外となっています。 2. 青森市が実施した放射線量自主検査結果 http://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=9623 脱水汚泥、浄水場、土壌全てにおいて、放射性ヨウ素131及び、セシウム134,137共に不検出。 また空間線量にも全く異常は見られません。 中央卸売市場における放射線量自主検査結果のお知らせ http://www.city.aomori.aomori.jp/view.rbz?cd=10316 2011年6月末から9月末までの間に計14回行われた調査でも通常値。 その他、県内での放射性物質調査の結果一覧です。 http://www.pref.aomori.lg.jp/koho/hoshasei_chosa.html 3. 最後に、ガイガーカウンター(放射線量計)を購入し、農園一帯の線量を測ってみました。 (この線量計は、ガイガー管と呼ばれる簡易な装置なため、0.08μSV/h以下は表示されません) 全ての計測値で、この線量計の下限値である0.08μSV/h前後を指しています。 (クリックして拡大) ※ガイガーカウンターは主にγ線を測る装置であるため、ビニールや紙の上に置いて計測してもなんら問題はありません。 補足: 購入したガイガーカウンターが機能していることを確認するため、当農園主の娘夫婦が住んでいる千葉県北西部で、計測した際の様子です。 上記1.のマップ上でも、千葉県北西部の汚染状況は見て取れますが、実際に0.6μSV/h〜1.6μSV/hという値を示しました。 (クリックして拡大)