放射能(放射線、放射性物質)ってなあに?
よく聞く言葉で、
- 放射線
- 放射能
- 放射性物質
といったものがあります。
まず最初に断わっておきますが、私たち素人がこれらの言葉を間違いなく完璧に使いこなす必要など、ないと思っています。
ネットの掲示板などで「放射線と放射能の区別もつかない様な奴が発言するな!」といった類の発言をする輩が、たまぁにおりますが、こういった“お子様”と議論する事自体、そもそも時間の無駄。
コミュニケーションが取れる“大人”であれば、多少の言葉の間違いや不足などは黙って補い合うものだと思いませんか?
・・・
持論はさておき、(一応)説明しますね。
・放射線
α(あるふぁ)線、β(べーた)線、γ(がんま)線などを指します。
αとかβとか難しそうですが、“赤外線”や“紫外線”などと同じ様なものと考えれば、分かり易いのではないでしょうか。
・放射能
上記の様な放射線を出す能力です。
・放射性物質
放射線を出す元の物質です。
う~ん、、、正直、これでも良く分からないかも(私自身も・・・)。
なので、こんな風に言い変えてみましょう。
もともと放射線自体は、“光”の一つとして発見されました。
“電球”は、“光(光線)”を出す“発光能力”を持っています。
これに対して、
“放射性物質”は、“放射線”を出す“放射能(力)”を持っています
の様に考えてみるのはいかがでしょうか。
まとめると、
- 体に害を及ぼすのが「放射線」
- 放射線を出す能力を「放射能」
- 放射能を持つ物質を「放射性物質」
しつこいですが、我々の様な素人は、これらの言葉を正しく使えなくとも問題はないでしょう。
特に日本国内では、放射性物質を“放射能”という言葉として一緒くたにして話す事も多い様ですし。
大切なのは、言葉ではなく、それが与える影響なのですから。
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