「電力使用制限令」が発動されました。
まず最初に伝えますが、
「熱中症になるくらいならばエアコンを使って下さい」。
節電して体調を崩してしまうなんて馬鹿げています。
さて、東京電力は7月1日から、電力の使用状況を数段階に分けて予測する「でんき予報」を始めました。
こんなものを作っている余裕があるのならば、熱変換効率の良い新型のガスタービン型の火力発電所でも作れば、、、と思うのですが、これもお国の指示でしょうか。
それでは、実際に東電の給電能力とはどのくらいあるのでしょう?
東電のホームページを探してみましたが見つかりません。
他のサイトで調べてみると、昔は東電のホームページにも掲載してあったのですが、今は削除されているとのこと・・・う~ん。
何はともあれ、調べた結果が下記です(なんて事はない、ウィキペディアに載ってました)。
東電だけを見ると合計6,500万kW、契約済み購入分と併せると合計7,811万kWです。
これは東電が保有している全ての原発分(1,819万kW)も入れた能力なので、仮になんらかの理由で原発を止める必要性が出てきた場合は5,992万kWという給電能力となります。
これに対して、2011年7月1日の東電が発表している給電能力は5110万kW。
一部の火力発電所が震災の影響から立ち直っていない状況を踏まえても、現状原発は稼働中ですから、発表している数値は、ある程度の余裕を持たせたものとなっていると思われます。
ただ、猛暑と言われた昨年(2010年夏)のピークは6,000万kWに近いところまで上がりました。
これはあくまでピーク時の一時的な値とはいえ、現状の電気の使い方を続けるには、原発がないと辛い状況と言えるかもしれません。
すぐに自然エネルギーなんて無理はいいませんから、少なくとも原発よりはクリーンでエコな代替エネルギーに早く代わって欲しいものですね。
そういえば震災直後にタイの電力会社からガスタービン火力発電機の貸出の申し出がありました。
あれはどうなっているのかなぁ・・・。
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