原発事故は、もういらない・・・

No More Nuke accident!

チェルノブイリ原子力発電所事故

事故後のチェルノブイリ原子力発電所福島第一原子力発電所の事故が起きてから、まだ数ヶ月しか経っていません。
実際のところ、未だ完全終息には程遠く、つい半月ほど前(2011年6月13日未明)にも、異常な状況が発生しており、この事実も闇に葬られている事を、当時の原発に設置されたモニター機器や近辺の放射線量の異変からもネット上では“目で見える形”で証明されている様です。

なにはともあれ、同じレベル7規模の事故を起こした先例として、私たちはチェルノブイリ原子力発電所の事故で何が起きたのかを、客観的に理解し、知っておく必要があるでしょう。


1986年4月26日(モスクワ時間)ソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故です。

ここでは要点を箇条書きにして伝えたいと思います。
(詳細はウィキペディアをご覧ください)

  • チェルノブイリ原子力発電所は、ソビエト連邦の技術の粋を集めて作られた当時最新の原子力発電所であった。
    (福島第一原子力発電所一号機の誕生は、1971年)
  • 事故の直接原因は、施設や機器の問題ではなく、運転員の操作ミスから来るヒューマンエラーであった。
  • 放出された放射性物質は推定10トン前後であった。
  • 当初は住人のパニックや機密漏えいを恐れ、事故を隠そうとした。しかし他国からの通報で露呈した。
  • 放射能汚染により、周辺は居住不可能となり約16万人が強制移住した(事故後、1週間以内に11万6千人が移住した)。
  • 後日半径350km以内の放射性物質に高濃度に汚染された地域(ホットスポット)でも、農業の無期限停止や住民の移転を推進した結果、最終的には40万人以上が移住した。
  • 死者数は公称数と実測数では大きなかい離があり、4,000人~100万人超と言われている(一つの物差しとして、チェルノブイリ原発のあった現ウクライナは1991年に独立。当初5200万人いた人口は2010年現在4500万人まで減少している。この期間に戦争など人口に大きな影響を与えるであろう事象は発生していない)。
  • ウクライナでは350万人以上が事故の影響を受けており、その内の150万人が子供であった。
  • ウクライナにおける癌の症例数は19.5倍に増加し、甲状腺癌で54倍、甲状腺腫は44倍、甲状腺機能低下症は5.7倍、結節は55倍となった(但し、白血病は被曝から発病まで平均12年、固形癌については平均20 - 25年以上かかることが分かっていることから、今後更に増加していくものと思われる)。


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